ナマステ。インドで駐在員をしています、おさむです。
この記事では、インドで駐在員として働く私の経験をもとに「駐在員はどんな仕事をしているのか」を紹介します。
みなさんの勤める会社には、海外に支社や子会社をお持ちの会社があるのではないでしょうか?
またみなさんの中は、海外駐在に興味を持たれている方もいらっしゃると思います。
私も過去にそう思った内の一人です。
しかし…
その中で海外駐在員の仕事について、深く考えたことがある人はどれくらいいらっしゃるでしょうか?
この記事では、2年以上インドで駐在員として働いている私の経験をもとに「駐在員としての仕事(役割)」について紹介します。
この記事を読んでいただくメリット
- 駐在員の仕事(役割)を理解できる
- 駐在員に必要なスキルがわかる
- 「駐在」=「不安」という考え方がなくなる
海外駐在を検討されている方の参考になればと思います。
それでは、順に解説をします。
駐在員の仕事(役割)
私が考える駐在員の仕事(役割)は下記の2点になります。
- 日本と現地のコミュニケーションサポート
- 現地スタッフのスキル育成
●日本と現地のコミュニケーションサポート
仕事上のコミュニケーションギャップは、仕事の遅れにつながります。
そのため、私は日本側・現地側それぞれの要求を正しく理解して、相手に伝えるようにしています。また伝えた後のフォローアップも欠かさず実施しています。
<駐在員が現地にいる効果>
- 現地スタッフとface to faceの会話ができる
- 日本側の要求に対して補足できる
- 現地側からの回答・要求について補足できる
●現地スタッフのスキル育成
日本と現地との協業に、必要なスキル育成をしています。
また基本的なビジネススキルである報告書の作成についても指導をしています。
指導のポイントは、しっかり意図とプロセスを理解してもらうことです。
<駐在員が現地にいる効果>
- 現地スタッフに必要な教育プログラムを把握できる
- 日本の教育プログラム実施できる
- 教育の効果を確認できる
駐在員に必要なスキル
私が考える駐在員に必要なスキル下記の4点です。
- コミュニケーションスキル
- ロジカルシンキング
- 忍耐力
- 行動力
●コミュニケーションスキル
駐在員の役割は、日本と現地とのコミュニケーションサポートです。
コミュニケーションスキルは、駐在員としてマストなスキルです。
私が現地スタッフとのコミュニケーションを図るために取り組んだ事は、下記の4点です。
<私が普段心がけている事>
- 挨拶をする
- 相手の話をよく聞く
- 質問をして、相手の話を正しく理解する
- 英語でのスモールトークする
●ロジカルシンキング
ロジカルシンキングは、報告や説明をする際に必要なスキルです。
ロジカルシンキングは、コミュニケーションをサポートするスキルであるため、普段から意識して使っています。
ロジカルシンキングについては、書籍を読み勉強しました。
参考書籍:「ロジカル・シンキング 論理的な思考と構成のスキル」
著者:照屋華子氏・岡田恵子氏
●忍耐力
言葉や文化が違う異国で仕事は、なかなか事が上手く進みません。
特に初めのうちは、上手くいかずイライラすることがありました。
イライラした時は、話が一方的になりがちです。
しかし一方的な要求を続けては、良い関係を築くことはできないと考え根気強くロジカルシンキングを使って説明するようにしました。
その成果が徐々に出て、良い関係が築けました。
●行動力
現地スタッフから信頼を得られた要因は、行動力だと思います。
他人任せにせず、現地スタッフと一緒に考え行動しました。
行動力の源は、「現地スタッフにいい仕事をしてもらいたい」、「働きやすい環境を作りたい」という思いです。
その成果として徐々に良い環境が出来上がってきました。
仕事がやりやすくなりました。
「駐在」=「不安」という考え方がなくなる
不安だらけのスタートで始まった私の駐在生活ですが、あっと言う間に折り返しを過ぎました。
不安を感じたのは、最初だけでした。
日々行動をすることで、いつの間にかその不安を忘れていました。
不思議な感覚ですが、1日は長く感じますが、1週間は短く感じました。
それだけ内容の濃い1日を過ごしているのだと感じています。
とても不思議な感覚です。
駐在の不安は、行動する事で解消されます。
行動することで、結果が付いてきますので安心してください。
ですのであまり深刻に考える必要はないです。
まとめ
この記事では、インドで駐在員として働く私の経験をもとに「駐在員はどんな仕事をしているのか」を紹介しました。
下記の項目について詳しく解説をしました。
- 駐在員の仕事(役割)を理解できる
- 駐在員に必要なスキルがわかる
- 「駐在」=「不安」という考え方がなくなる
海外駐在は、望んでもみんながその願いを叶えることはできません。
もしも上司から海外駐在を打診された際には、チャンスと捉えて前向きに検討していただきたいです。
もちろん家庭の状況等で、前向きに検討できない方もいらっしゃると思います。
しかし海外駐在には、海外駐在でしか得られない経験があります。
長い会社員生活で、とても貴重な経験になります。
今回の記事が海外駐在を検討されている方の参考になれば嬉しいです。
最後まで読ん頂き、ありがとうございました。
コメント