こんにちは。インドで駐在員をしています、おさむです。
先日まで日本へ一時帰国をしていました。
その際に免税店で買い物をしました。
免税店で買い物をするメリットは、消費税10%が免除される点です。
賃金がなかなか上がらず、税金ばかりが上がる日本において消費税が免除されるメリットはかなり大きいです。
この記事では、海外駐在員・留学生向けに免税店利用方法について紹介をします。
この記事は、こんな方にオススメです。
- これから海外に住む予定(駐在・留学)がある邦人の方
- 現在海外に住んでいる(駐在員・その帯同家族・留学生)邦人の方
この記事からわかる事
- 免税店とは
- 免税対象者
- 免税対象品
- 免税手続きについて
- 免税+クーポン利用で更にお得に買い物をする方法
海外在住の邦人の方であれば、押さえておきたいお得な情報となります。
うまく利用し支出削減に活用したい制度です。
それでは順番に解説をします。
免税について
免税制度は、海外駐在者、留学生であれば知っておきたいお得な情報です。
免税について、以下の5項目を順番に解説をします。
- 免税店とは
- 免税対象者
- 免税対象品
- 免税手続き
それでは順番に解説をします。
免税店とは
免税店とは国土交通省によると下記の通り明記されています。
免税店とは外国人旅行者等の非居住者に対して特定の物品を一定の方法で販売する場合に、消費税を免除して販売できる店舗のことです。ここでいう「免税店」とは、消費税法第8条に定める「輸出物品販売所」のことです。
出典:国土交通省HP
●免税店の特徴
- 店先に「Tax-free shop(免税店)」と看板などの表示があります
●代表的な免税店
- 大手百貨店(伊勢丹、三越、高島屋など)
- 大手家電店(ヤマダ電機、ビックカメラなど)
- 大手量販店(イオン、ドンキホーテ、無印良品、UNIQLOなど)
- 大手薬局(マツモトキヨシなど)
免税対象者
免税対象者は、「非居住者」となります。
「非居住者」とは外国人をはじめ、日本人であっても一定の条件を満たす者をさします。
●日本人の非居住者の定義
- 外国にある事務所に勤務する目的で出国し外国に滞在する者(駐在員)
- 2年以上外国に滞在する目的で出国し外国に滞在する者(留学生など)
- 日本出国後、外国に2年以上滞在するに至った者
- 事務連絡、休暇等のため一時帰国し、その滞在期間が6ヶ月未満の者
要約すると対象者は、駐在員とその帯同家族、留学生など日本に住所がない者となります。
またそれらの方が一時帰国をした際に、その期間が6ヶ月を超えると対象から外れます。
免税対象品
免税対象品について解説をします。
免税対象品は、「一般物品」「消耗品」の2つに分かれ、免税条件が異なります。
詳細は下記をご覧ください。
●一般部品
- 家電製品
- カバン・靴
- 衣服(洋服・着物)
- 宝飾品・時計
- 民芸品
免税条件:1人の非居住者に対して同じ店舗において1日の購入合計額が5千円以上
●消耗品
- 食品
- 化粧品
- 飲料
- 医薬品
免税条件:1人の非居住者に対して同じ店舗において1日の購入合計額が5千円以上、50万円以下の範囲内であること。
※消費されないように指定された方法により包装がされます。
免税店で専用のビニール袋に購入商品を入れられます。
免税手続き
免税手続きについて解説をします。
免税店には、必ず免税申請カウンターがあります。
免税申請カウンターは、その店舗のスタッフに聞けば場所を教えもらえます。
免税申請に必要な物は以下の通りです。
●免税申請に必要な物
- パスポート(旅券)の提示
- 非居住者であることを(VISA)提示
- 免税対象品の提示
- 日本入国のスタンプがパスポートにないと免税申請ができません
- 日本へ入国する際は、パスポートにスタンプを押してもらってください
- 免税申請をする際に日本への入国の日付けを確認されます
空港での邦人向けの出入国は、顔認証による自動手続きとなっています。
入国時の「入国スタンプ」をもらわないで空港を出てしまう方が多いようです。
免税店で買い物を予定している方は、ご注意ください。
更にお得なクーポン情報
免税店で更にお得に買い物をするために、クーポンについて紹介します。
「免税+クーポン割引」で更にお得に買い物ができます。
●免税店検索サイト
下記のサイトからクーポンを検索することができます。
カテゴリ検索、現在地検索、エリア検索等があり簡単に免税店、クーポン情報を取得できます。
免税とクーポンをうまく組み合わせてご活用ください。
免税店利用時の注意点2つ
免税店を利用する際の注意点を過去の事例をもとに紹介します。
注意して頂きたいことは下記の2つです。
●注意点
- 不必要な物を購入しない(無理に5千円を使わない)
- 免税店で免税対象を再度確認する
1.不必要な物は購入しない
免税対象品の項目で説明した通り、免税には1店舗あたり合計5千円以上の商品購入が必要です。
しかし個人的意見は、無理に5千円以上の商品を購入する必要はないと思います。
不必要な物を購入し支出が増えては、本末転倒だからです。
2.免税店で免税対象品を再度確認する
免税店により免税対象品が異なることがあります。
自分が購入したい物が免税対象品かを免税店スタッフに確認をしましょう。
私は、過去に家電量販店で自分が購入したい物が免税対象品か確認をしました。
結果、それは免税対象外でした。
免税店であっても全ての商品が免税対象品とは限りません。
ご注意願います。
まとめ:免税店を上手に利用しお得に買い物をしましょう
海外駐在員、留学生であれば免税店は是非活用したいお店です。
私も一時帰国の度に食品や医療品・化粧品などを購入する際に利用しています。
免税申請に必要な物、免税店検索は下記の通りです。
●免税申請に必要な物
- パスポート(旅券)の提示
- 非居住者であることを(VISA)提示
- 免税対象品の提示
- 日本入国のスタンプがパスポートにないと免税申請ができません。
- 日本へ入国する際は、パスポートにスタンプを押してもらってください。
●免税店検索サイト
TAXFREESHOPS.JPから検索できます。
是非ご活用ください。
2023年4月から免税制度が改正されます。
この記事がみなさんのお役に立てれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうました。
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