ナマステ、こんにちは。インドで駐在員をしています、おさむです。
気付けば早いもので、駐在期間は3年を過ぎました。
この記事では、私の3年間の駐在生活で培った『英語でのコミュニケーション術』
みなさんの中には、外国人との英語でのコミュニケーションがうまくいかず困ったことがある方が多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな悩みを解決する方法をご紹介します。
またこの記事が、みなさんの悩み解決だけでなく、英語力向上に繋がれば幸いです。
この記事をオススメしたい方
- 英会話初心者
- 新規の海外在住者
- 外国人の友達とコミュニケーションをうまく取りたいと思う方
この記事からわかること
- 英語でのコミュニケーションをスムーズに行う方法
- イメージ共有で相互理解が簡単にできること
- 「紙とペン」でイメージ共有が簡単に出来ること
それでは順番に紹介します。
「紙とペン」で英語でのコミュニケーションを補助できる
英語でのコミュニケーションに困った時、「紙とペン」があればそれを解決することが出来ます。
私はずっと「紙とペン」をうまく使いながら外国人と英語でコミュニケーションを取っています。
英語で伝えにくいこと、説明が長くなりそうなことを「紙とペン」で補助することが出来ます。
詳細について順番に紹介します。
英語でのコミュニケーションで「紙とペン」を使うメリット
英語でのコミュニケーションにおいて「紙とペン」を使うメリットには、以下の4つがあると思います。
●「紙とペン」を使うメリット
- 図解によるイメージ共有ができる(相互理解を補助)
- 自分の考えを整理することができる
- 相手への伝え方を整理できる
- 英語力が向上する
私の経験では、「紙とペン」を使わないデメリットはないです。
それでは順番に「紙とペン」を使う4つのメリットを紹介します。
図解によるイメージ共有ができる(相互理解を補助)
1つ目のメリットは、「紙とペン」を使うことで話題についてのイメージを共有できることです。
私は、コミュニケーションで1番大事なポイントは相互理解だと思います。
「紙とペン」を使うことで、それを簡単に行うことが出来ます。
言葉だけでは、お互いの理解にズレが発生する可能性があります。
「紙とペン」を使えば、そのズレの発生をおさえることが出来ます。
●図解によるイメージ共有のメリット
- 英語で伝えにくいことが伝わる
- 長い説明を省くことが出来る
- 相互理解がしやすい
自分の考えを整理することができる
2つ目のメリットは、自分の考えを整理できる点です。
自分の考えが整理するとは、会話の目的、ゴールを明確にすることです。
「紙とペン」を使うことで、簡単に自分の考えを整理することが出来ます。
ポイントは、目的、背景、ゴールを明確にすることです。
5W3Hを活用すると自分の考えを整理することができると思います。
●5W3H
When(いつ)、Who(誰が)、Where(どこで)、What(何を)、Why(なぜ)
How to(どのように)、How much(いくらで)、How many(いくつ)
●自分の考えを整理するポイント
- 目的、背景、ゴールを明確にすること
- 5W3Hを活用すること
相手への伝え方を整理できる
3つ目のメリットは、相手への伝え方を整理できる点です。
コミュニケーションを円滑に行うためには、会話の構成が大切です。
「紙とペン」を使って、相手に伝える手順をまとめるとコミュニケーションが取りやすくなります。
手順とあわせて簡単なイメージ図を準備するといいと思います。
●相手への伝え方を整理するポイント
- 目的、背景、ゴールをわかりやすい順番で話す
- 5W3Hを活用する
英語力が向上する
4つ目のメリットは、英語力が向上する点です。
英語での会話に翻訳機やweb検索に頼らず、「紙とペン」を使い自分の言葉で会話をする人は確実に英語力が向上します。
理由は、上記項目で述べた通り、自分の頭で考え、自分の頭で伝える順番を整理しているため、ある程度英語での会話をイメージ出来きます。
私はこの作業を繰り返しことで、自分の英会話スキルを伸ばしました。
また徐々に質問力も身に付きました。
●英語力を伸ばすポイント
- 自分の言葉で相手に話す(説明をする)
- 相手の話がわからない時は質問をする
「紙とペン」があって助かった事例紹介
ここまでに紹介した方法は、私が初めて海外出張した際に思い付きました。
その当時は、いまより英語のボキャブラリーに乏しく文法もデタラメでした。
どうやったらうまく外国人とコミュニケーションができるだろう?
と考えた結果です。
ようは簡単にコミュニケーションを取る方法はないかと考えた訳です。
そのスタイルは駐在員となった、いまも同じです。
事例を2つ紹介します。
英語でコミュニケーションする前にレジュメを準備
自分から議題を提案する際は、予め簡単なレジュメを準備しています。
レジュメは以下の点を注意して作成しています。
- 目的を明確にする
- 背景を明確にする
- 会話のゴールを決める
レジュメに沿って相手と会話をし、必要な情報をレジュメに書き込みます。
会話終了後は、議事メモをメールで配信します。
文字に書き出すことで、相互理解を確認することが出来ます。
英語での議論内容を相手と一緒にまとめる
次に相手(外国人)から相談を受けた際、紙に話した内容を書き出します。
ここで重要なポイントは、目的、背景、ゴール、計画を確認することです。
そして「5W3H」を確認します。
因みに目的、背景、ゴール、計画は英語では…
- 目的(Objective)
- 背景(Background)
- ゴール(Goal)
- 計画(Plan/Schedule)
上記の単語を覚えておくと便利です。
それを相手に紙に書いて貰えば、相互理解しやすくなります。
また相手もそれに沿って補足説明できるため、会話がしやすくなります。
会話時に作成した紙は、議事メモとしてメールで共有します。
まとめ:「紙とペン」で円滑なコミュニケーション
いかがだったでしょうか?
「紙とペン」を使うことで、英語でのコミュニケーションが簡単に出来ます。
イメージを共有化することで、コミュニケーションが円滑になり会話が弾みます。
私は、この方法で現地スタッフと仕事の打ち合わせをしています。
英語での会話だけでは理解できないことも簡単に理解することが出来ます。
会話の中で以下のポイントを明確にすることで、ロジックがはっきりします。
- 目的(Objective)
- 背景(Background)
- ゴール(Goal)
- 計画(Plan/Schedule)
以上が、駐在員の英語でのコミュニケーション術です。
このやり方の副産物は、英語スキルの向上です。
自分の考えを整理し、伝える方を整理することで相手に伝わる英語が話せるようになります。
翻訳機などを頼らず自分の言葉で伝える努力は必ず英語スキルの向上に繋がります。
以上、最後まで読んで頂きありがとうございました。
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