【駐在してわかった】駐在員の仕事のやりがい(メリット・デメリットも解説)

ナマステ。インドで駐在員をしています、おさむです。

 

期末が近づき人事異動の内示を既にもらっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

ドキドキと緊張の時期です。

いざ海外赴任の内示をもらうと不安になるのでは…

「実際の海外での仕事はどうなんだろう?」「現地スタッフとコミュニケーションが取れるかな?」などと思いますよね。

 

この記事では、私が駐在員(単身赴任)としてインドで駐在生活をしてわかった「駐在員の仕事のやりがい」について紹介します。

 

●この記事でわかること

  1. 実際の駐在生活からわかったこと
  2. メリット
  3. デメリット
  4. 駐在員の仕事のやりがい

 

●この記事はこんな方にオススメ

  • 海外赴任の準備を進めている方
  • 海外赴任に興味がある方
  • 新任の海外駐在員

 

●筆者について

  • 2003年 新卒で某メーカーへ就職 R&D配属
  • 2010年 初めてインドへの海外出張を経験
  • 2019年 インド赴任(単身赴任)
  • 役職 主任(係長)
  • 現地法人のR&Dに勤務(30名以上の現地スタッフと協業中)

 

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目次

実際の駐在生活からわかったこと

結論は、やるべき事が多いです。

 

駐在員の仕事は、現地法事と日本の本社との窓口業務だけではないです。

具体的は、現地スタッフの教育、現地組織のマネジメントなども含まれます。

 

組織をマネジメントするためには、現地スタッフとのコミュニケーションが大事です。

コミュニケーションをよくするためには、日々の会話やメールが必要と…

やるべき事がどんどん増えていきます。

 

私が実際にインドで駐在員として働いてみてわかった「駐在のメリット・デメリット」を具体的に紹介します。

 

海外駐在のメリット6つ

まずは海外駐在で得られるメリット6つを見ていきましょう。

  1. 仕事のスキルが格段に伸びる
  2. 英語力が伸びる
  3. コミュニケーション力がつく
  4. 人脈を広げられる
  5. 自分の時間が増える
  6. 収入が増える

 

それでは具体的に紹介します。

 

仕事のスキルが格段に伸びる

●物事を客観的に判断できるようになる

「木を見て森を見ず」

小さいことに心奪われ、全体的を見ることを怠ると足元をすくわれます。

このことを教訓に仕事をするようになりました。

 

物事を広い視点で捉えることで、仕事の優先順位、本当の問題が何なのかを判断できるようになりました。

 

●問題解決の引き出しが増える

仕事の幅が広がったため、失敗のバリエーションが増えました。

たくさんの失敗を経験した事で問題解決の引き出しが増えました。

 

英語力が伸びる

英語を使っていれば、「聞く」「話す」「読む」「書く」の英語力が確実に伸びます。

 

日々の現地スタッフとの会話の質、メール作成スピードが上がったことから自身の英語力の向上を感じています。

 

特に英語での雑談力が伸びたことで、仕事がうまく回るようになりました。

積極的に英語を使うことが大事です。

 

コミュニケーション力がつく

英語での雑談力が伸びた成果として、現地スタッフとのコミュニケーションが良くなりました。日々のコミュニケーションで信頼関係が構築されました。

 

ただそれだけでは仕事上のコミュニケーションのすれ違いは解消できません。

仕事ではコミュニケーションのすれ違いがないよう、話し合ったことを議事メモにして確認するようにしています。

 

言葉や文化が違う相手との仕事は、コミュニケーション力の向上に繋がります。

 

人脈を広げられる

同じ会社であっても国内の本社は事業制をとっているため、まったく接点がない方もいます。

しかし海外駐在をしたことにより、接点ができた方がたくさんいます。

駐在間では、役職も関係なく接することができるため社内での人脈が広がりました。

 

海外駐在中に人脈を広げておくことは、帰任後の仕事にも役立ちます。

 

また社外の方との人脈を広げるチャンスがあるため、現地の日本人会へ入会することをオススメします。

 

自分の時間が増える

駐在の勤務には残業がないため、自由に使える自分の時間が増えます。

自己啓発、趣味、旅行などそれぞれ自由に時間を使うことができます。

 

何かにチャレンジするのに、十分な時間があります。

 

収入が増える

ざっくり月々の手取り収入は、国内にいたときよりも1.5倍ほど増えました。

国内では残業をフルにしていたので、それを差し引くと2倍近く増えたことになります。

 

また海外居住者には、所得税、住民税の納付義務がないため手取り収入が増えます。

※住民税は、赴任した翌年の6月から納付義務がなくなります。

 

海外駐在のデメリット3つ

次にデメリットについて下記の3つを紹介します。

  1. 家族・友人と過ごす時間が減る
  2. 狭い人間関係の中で過ごすことになる
  3. 美味しい日本食を食べることができない

 

それでは具体的に紹介します。

 

家族・友人と過ごす時間が減る

単身赴任者は、家族と過ごす時間が減ります。

また国内の友人と過ごす時間も限られた時間となります。

 

私の場合は、年に2回会社負担で帰国することができます。

昨年は、コロナの影響もありトータルで3カ月ほど国内の家族と過ごすことが出来ました。

 

通常であれば、トータルで年4回帰国ができ、1カ月程度は家族と過ごせます。

 

●国内の家族・友人とのコミュニケーション

  • 家族:LINE等でのビデオ通話・メッセージ・通話
  • 友人:LINEメッセージ or 通話

時々すごくさみしい思いをすることがあります。

次の帰国を目標に日々過ごしています。

 

狭い人間関係の中で過ごすことになる

赴任先では他の駐在員の方と近い距離感で仕事ができることをメリットとして取り上げました。

 

しかし逆に人間関係で疲れることもあります。

会社だけでなく住居も同じマンションとなるため、気が合わない人とも頻繁に顔を合わすことになります。

 

初見で失敗をすると尾を引き可能性があるため、注意が必要です。

ある程度距離感が大事だと思います。

 

美味しい日本食を食べることができない

赴任する国によっては、美味しい日本食を食べることができるが、

ほとんどの国・地域では無理です。

 

日本から持ち込んだ米や梅干し、昆布の佃煮にとてつもなく美味しいものに思えます。

海外滞在中は美味しい日本食を諦めています。

 

しかし現地の日本料理店を開拓するのも楽しいです。

及第点に達しているお店を発見できる可能性があります。

 

駐在員の仕事のやりがい4つ

「駐在員の仕事のやりがい」について、下記の4つを紹介します。

  1. 個ではなく組織として結果を出す喜びを感じられる
  2. 仕事に裁量がある
  3. 人として成長することができる
  4. 本当の意味の異文化交流ができる

 

それでは具体的に紹介します。

 

個ではなく組織として結果を出す喜びを感じられる

駐在員にはプレーヤーとしてだけでなく、組織をマネジメントする役割があります。

組織を動かして仕事をするのは想像以上に大変です。

 

言葉や文化の違う現地スタッフを組織としてマネジメントすることは簡単ではないです。

 

そのため個ではなく組織として結果を出せたときの高揚感は何物にも代えがたく、やみつきになります。

 

仕事に裁量がある

仕事に裁量があり、自主的に仕事を進めることができるのも海外駐在の魅力です。

そういう意味では挑戦する機会が増えると思います。

 

勿論すべての挑戦が成功する訳ではないですが、失敗も含め経験することが会社員としてスキルを伸ばすチャンスだと思います。

 

国内では挑戦する前に止められてしますことが多いため、どんどんチャレンジをすることをオススメします。

 

人として成長することができる

海外駐在中は、仕事や生活面で問題にぶつかります。

その問題を解決できるのは自分の行動力だけです。

 

悩むことも多いですが、問題から逃げずに乗り越えたときは自身の成長を感じます。

行動力が磨かれることで、人としての成長を感じるのではないでしょうか。

 

本当の意味の異文化交流を体験できる

「百聞は一見にしかず」「一体験は一見に勝る」

実際に海外駐在をしてみて、本当の意味での異文化交流を体験できました。

 

私の場合は、インドと日本の違いを理解する事ができました。

どちらが優れているではなく、考え方の違いを理解することが大事だと分かりました。

 

そいて仕事ではそれぞれの強みを活かすことが大事と考えるようになりました。

 

本当の意味での異文化交流ができるのも、駐在員ならではの特権だと思います。

 

まとめ:駐在員の仕事のやりがい

いかがでしたでしょうか。

 

「駐在員の仕事のやりがい」についてご理解いただけたでしょうか。

 

キラキラしたことばかりではないですが、新しいこと、難しいにことへチャレンジできる海外駐在の仕事は魅力的だと思います。

 

私は自分自身の成長よりも、現地スタッフの成長を間近で体感することがなによりも嬉しいです。

 

この記事がみなさんの参考となれば嬉しいです。

 

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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